とにかく沢山ありすぎた。しかも長すぎ

奈良県の某所に行ってきた。
ORJの取材&探索でお世話になったあの地へ。

「完全」の一歩手前だが、とりあえず出来上がった原稿を携えて。
何より先発として現地を訪れ、現状を確認することに焦っていた私は、区長さんにちゃんとした挨拶やお礼が出来ていない。

三桁国道から旧国道へ。集落に入る。横断中の蛇を脅かしてしまう。すまん。
ミラーにはビックリして草叢へ逃げる蛇が映っていた。

前回、下見の際に訪ねた時と同じ場所に単車を停める。
そして原稿を携え訪ねた。
幸い、在宅中であり、無事に最初の役目を完遂する事が出来た。
現在、過疎が進むこの集落で「なんとかしよう」と頑張ってはる区長さん。
そこに訪れたORJ。―もっとも案件の提供が無ければ来る事もなかっただろうけど。
奇妙な繋がりを感じてしまったのは私だけだろうか。

一枚一枚に目を通す。内容の厚い薄い、是非はどうあれ熱意は十分に伝わったと思いたい。
しきりに「ありがとう」とおっしゃってくれはった。
いやいや、こちらこそ不意に訪れた異邦人を寛容に接してくれた集落の方々に頭が下がる、何とお礼してよいやら。である。

しばらく世間話で盛り上がる。世間話とは言っても、ちょっと趣が特殊だったかもしれないが。
そして頭を下げ、お礼を述べる。
「また必ず、訪れますよ」そういって区長さん宅を辞した。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「また必ず、訪れますよ」

そういって、自分には何が出来るのだろう。
そして、何の役目を背負うのだろう。

どうやらただの「好奇心」では済まされない、もっと重い何かを見つけてしまった様な気がする。

そして石楠花の神社へやってきた。
時間も結構押している。予定していた探索も出来ないかもしれない。
けど、寄らずにはいられなかった。

石階段の前にある「入山料」の箱。これを見て思う事は人それぞれだろう。
お金の話なのか?否、そうじゃない。もっと違うだろう?
自問自答する独り。ポケットの中にあった小銭を全て入れる。

初めて来た時は、蝉が五月蝿かった。今は静寂。
ああ、そうか。もう一ヶ月になるんだな。
その間、何度訪れただろう。今日で四度目か。
しかし何度も何度も来ている気がする。そういやこの一ヶ月、この地が頭から離れた事がなかったな。

階段を走り上る。しんどいか?いいや行けるだろ?
…ついた頃は息も絶え絶え、ひいひい言ってた(苦笑

小さい境内に向かう。あ、小銭は下で全て入れてきたんだな。と財布からまた小銭を出してお賽銭箱に。
手を叩く。何を願う? −何を。
逡巡する場面では無いが、悩んだ。一体何を望む。

金縛りを解いたのは、人の気配だった。
結構年を召されたおじいさんが境内の裏より現れた。
頭を下げ、一礼する。おじいさんはポケットより小銭を取り出しお賽銭箱に投げ入れ、手を叩く。

階段を見下ろす。俺は一体―
階段に一歩足を下ろしたところでハッと我に返った。
振り向く、しかしおじいさんは既に居なくなっていた。

もしや、今回一番会いたかった人だったのかも知れない。

神社を見上げる
「また必ず。」
何を意味するのか自分でも分かってないが、自然とそんな独り言が漏れた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

西吉野か。大台ケ原か。
進路を南に向けた。

to be continue
40000HITゲットズサァ(AA略…orz
ナニヤッテンダオレワ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
進路を南へ。
どちらにするか悩んだが、目指すは大台ケ原。

先日の東の川オフの際に、面白そうな箇所をいくつか覚えておいたので、それの探索にしようと考えていたのだが、地図を見ているうちに興味が違う方に向いてきた。
新叔母峯随道の上を行く叔母峯峠だ。

詳しい下調べなぞ皆無、道があるから行ってみる。
これぞR173−NETの本筋ともいうべき「行き当たりばったり探索」だ。

さっきまでのシリアスな思いはどこに行った?知らん。もう。
……こんなんでいいのか俺orz

県道40号を走る走る。上る上る。だんだんと寒くなってきた。
やがて大台ケ原ドライブウェイと旧道の分岐点に。

その分岐点になる「大台口隧道」のちょっと手前、吉野側の斜面に何やら奇妙なモノを見つけた。壁?なんだろう。

そして大台口隧道を抜け、旧道を降りる降りる。
途中にこんなモノを見つけた。
伯母峯隧道

思わずニヤニヤ笑ってた。そうこの時はまだ笑ってた。


・・・・・・・・・
その後、三度悲鳴をあげ、二度挫けそうになり、なんとか現道へ合流。
久々に「いい汗」をかいたぜ。と言えるレポが書けそうだ。

時間も予想通りのペースで過ぎていく。ぼちぼち帰路に着こう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

北上。三桁国道をひた走る。時計に目をやる。大きく予想を裏切らないペースで走ることが出来ている。
このままだと19〜20時には帰着となるか。
そんな事を考えて、ギアはニュートラル、タンクの上で頬杖ついて信号を待っていた。石川町の交差点。

ンンンン…アイドリングが下がる。軽いショックと同時に全ての照明、計器が落ちる。

うほっ!イイ!エンスト!

全然よくねーよ。落ち方からして電装系だと瞬時に判断。
幸い交差点脇にスペースがあったのでそこに避難する。
イグニッションをONに回す。うっすらとライトが灯る。
・・・・・・だめだ。バッテリーが死に掛けてる。

シートをあけてバッテリーを触る。熱い。いやいやいやいや火傷しちまうよコレ。
今年の頭だったか昨年末だったか、交換したのにもう寿命かよ!
・・・・・・レギュレターが逝ったのか?

ともかくこの状況は非常にマズイ。
もしかしたらヒューズが切れた?なんて事だったら楽なんだけどな。
そんな藁にも掴む。掴みたい様な思いで、最寄のGSにて工具を借りる。

…ヒューズ健在だよorz
レギュレターかバッテリーか。おそらくレギュレターだろうな。
ここまで加熱してしまってる原因が放電なのか、蓄電なのか?バッテリーの形状に異変が見られないトコロからして放電の可能性が高いか。
しかし蓄電しすぎて一気に昇天した可能性も捨てきれない。

どうでもいい。とにかく部品を替える為には
「帰らねば」
ならないのだから。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

しかしとにかく、こんな面白い状況。人に言わずには損だろう。
私は根っからのアホウである。

車両が動かないのは確かだが、何故か悲壮感があまり無い。
まあ、もっとエグイ目を何度も見てるからだろうけど。

とりあえず最寄のあの方にメールしてみよう。と思いつき、いつもお世話になっている電機屋氏に携帯でメールを送る。

・・・・・・

非常事態と思ったのだろう。(あたりまえか)
店を閉めて来はったよ。来て下さいましたよ(汗)
大変申し訳ございません
orz

で、まあ来てくれはったので、本日はこんなトコロいってまたこんなアホウな事やらかしてましたとか、いや私は変(以下自粛)では無いとか、クダラナイ事を喋り(私が一方的に喋っていたと思う)殊更困らせたと思う。

お前もっと危機感持てよ。と(苦笑

そうしてる間に陽も暮れて、さあどうする?となってきた。
車体を触る。ぼちぼち冷めてきたかぁ?

何より、立ち尽くしていた場所が騒がしくなってきた事もあり、早急に移動しなければならない雰囲気になってきた。
押し掛けを試みる。
15〜20mほど押し走り、クラッチを繋ぐ。

かかった!

とりあえずエンジン掛かったから帰ります。となったのだが、人の良い兄貴はそれを許さず。
「とりあえず王寺まで先導しますので、着いてきてください。」と
正直これほど心強いモノは無い。ただ、どんな道を走るのかは知らない。
思わず7月2日を思い出す。

「どこ通りはるのやろ?」
思わずニヤニヤしてしまったのは秘密だ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

真っ暗な道を走る。側溝の存在に、田圃に気をつけながら。
見えるのは、見定めるのは軽トラのテールランプだけだ。

しかしこの狭い道をまた
速いよ電機屋さん!

おそらくどこをどう走ったのかなんて分からないだろう。
独りで行け!と言われたらまた迷子になりそうである。

そんなこんなで闇夜の中、異様に速い軽トラに必死で着いていく。

なんとか無事、王寺着。
というか、電機屋さんの勤務先だったりするのですがね(苦笑

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

走行中気になっていたのは、左サイドカバーが異様に熱い。
レギュレター側だ。これで間違いなくコイツがおかしいと判断。

そして電機屋さんの店の前でサイドカバーを外す。
まるで盗難車みたいだorz
店内よりコソーリ撮影


残務を片付ける電機屋氏。
うう、ほんまにエラいすいませんorz
正直orzをあと20は付けたい心境だった。

そして更に驚く。
現在地より三桁国道を二つ渡れば何とか帰れそうなので、その旨を言うと摂津まで来ると言いうではないか。

マジですか?僻地ですよ遠いですよ?
もう何と言ってよいやら。無理に断っても無為に時間が過ぎるだけだろう。
ここはまた一つ、面倒見の良い。というか御節介好きというか、この頼れる氏に任せる事に、お願いする事にした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

住宅地の前で押し掛けする。いかん。結構辛いよ(苦笑
エンジンが掛かったところでリスタート。
今度は軽トラではない、インプレッサの後を追う事となる。

タンクを二度叩く。
「頼むぞ」
そう言ってクラッチを繋ぐ。走り出す二台。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

清滝より夜景が眼下に広がる。ようやくここまで来た。
ミラーに目をやる。車間距離をあけてはいるが、しっかりとサポート走行を勤めてくれている。もう言葉にはならんよ。

ただただ感謝。ありがとう。としか出てこない。
サイトの管理者と客人。顔を合わすのはこれで三度目か。
たったそれだけの間柄。と言えばそこで終わるが、そこで終わらない人もいる。
そんな人、久々に会ったんだな。

「ただの好奇心で終わらない何かを」

あの集落で感じた事に通じるモノをまた考えていた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

大阪府道14号。ここでようやく電機屋氏を「任務」から解放させてやれる事となった。
しばし談笑のち、近畿道の入り口までと。
そしてまた止まるXJR。ハハハ(乾笑

インプレッサが近畿道摂津北より上るのを確認し、その後無事帰着。
長い長い一日がようやく終えようとしていた。


かなり疲れたし、電機屋氏に感謝と共に大変申し訳なく思う。
このお礼は必ずや。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



その後、電機屋氏は降り口(分岐路)を誤り、阪神高速に乗ってしまったそうな。
そして仕方が無いからR308を通り帰着したとの事。

闇夜の中、あんなトコロ行く人こそh(略)って言うんですよ。orz
  1. 2005/08/29(月) 00:27:44|
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  1. 2005/08/29(月) 01:27:08 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

職場バレ

いやはや昨日はホントにお疲れさまでした。ってか押し掛けばっかさせるハメになってすいませんでしたm(__)m 

しかしいつの間にあの写真を撮られたのか。もっと店をきれいにしとくんだった…(汗)。

人と人の繋がりってそんなものじゃないですか? 自分が信念を持ってどうたらこうたらなんて私は言いませんが、何か感じるものがあるだけで良いと思うんですけどネ。たまたまあきらさんとは「道」っていう共通点から始まったけど、そのうち実際にお会いして話したり、愛機について熱く語り合ったり…。そのあきらさんの愛機がトラブったんじゃ心配ですよ。じゃあ取り敢えず日曜日の夕方で暇だったんで行ってみようかと。それだけのことですよ。

なんて格好つけてみる。酔っ払いの戯言でした(汗)。
  1. 2005/08/30(火) 00:06:13 |
  2. URL |
  3. 電機屋@携帯 #3/2tU3w2
  4. [ 編集]

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